企画展

『日本百名山』の深田久弥と山の文学展

1995年9月2日(土)~10月8日(日)

現在も読み継がれ、山の本の中で燦然と輝く名作『日本百名山』。今あらためて卓抜した山岳研究と小説活動をふりかえり、自然と対話し、思索を続けたすぐれた岳人、深田久弥の世界を探ります。 深田久弥は、1903(明治36)年、石川県大聖寺に生まれ、後年鎌倉文士として活躍するとともに、文芸誌に山の随筆を発表しました。1955(昭和30)年、世田谷区松原へ転居。ヒマラヤ文献を集めた書庫兼書斎の「九山山房」には、多くの岳人が集い、山岳研究は『日本百名山』『ヒマラヤの高峰』へと結実します。かねてより念願のヒマラヤやシルクロードへの遠征も果たしますが、1971(昭和46)年茅ヶ岳山中での急逝により、「世界百名山」の完成をみることなく、志し半ばで68年の生涯をとじました。 本展は、自筆原稿、著書、創作メモ、書簡、色紙、写真、愛用の登山用具など貴重な資料約300点で構成、あわせて〝山の文学、山の名著″をご紹介します。