企画展

第3回世田谷フィルムフェスティバル 日本SF映画の黎明期

2001年11月17日(土)~12月16日(日)

アメリカのアポロ11号が月面着陸を果たす1969年以前に、日本人はロケットを製作して宇宙に飛び立ち、月どころか木星の13番目の衛星にも日章旗を立てていました。ただし、映画の中で…。
ビキニ水爆実験の年(1954)の『ゴジラ』など、科学の目覚しい発達に、あるときは憧れ、あるときは警鐘として製作されてきたSF映画。中でも50年代から60年代にかけての米ソ宇宙開拓時代には、日本においても宇宙を舞台とした映画が数多く製作され、その特撮技術は世界的にも高い評価を受けました。しかし、前人未到の地であった宇宙を映像化するのは、衛星からの最新映像が毎日送られ、またCG技術の発達した今日とは違い、まさに想像を絶する苦心があったのです。
今年で3回目となる「世田谷フィルムフェスティバル」では、宇宙を舞台とした1969年以前の日本SF映画の数々を取り上げ、資料展示、上映会、関係者によるトークショーを開催します。世田谷の東宝スタジオで撮影された新作『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』の公開に合わせ、「ゴジラ」着ぐるみや、昨年末に逝去された福田純監督の資料も初公開。“メイドインジャパン・ノーCG”のSF映画の魅力を、存分にご紹介いたします。