企画展

没後80年 宮沢賢治・詩と絵の宇宙―雨ニモマケズの心

2013年7月13日(土)~9月16日(月・祝)

 宮沢賢治(1896~1933)は、『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『注文の多い料理店』などの童話や「永訣の朝」「雨ニモマケズ」などの詩作で広く親しまれています。
 東日本大震災以降、賢治の作品が注目を集めています。
 賢治が生きていたころ、岩手では二度の三陸地震と凶作に見舞われました。そんな苦しい時代のなかで、賢治は岩手県を架空の「イーハトーブ」と名付け、そこに理想郷を築こうとしました。賢治の理想郷=宇宙が、未曽有の震災被害から復興をめざす人たちに希望の光を灯しているのです。
 本展では、賢治自身の「雨ニモマケズ手帳」や水彩画などの直筆資料のほか、賢治の童話を題材とした絵本の原画や挿絵約200点を展覧いたします(会期中一部展示替えを行います)。
 震災の苦難から立ち直ろうとする日本人にとって、賢治の「雨ニモマケズの心」が未来を照らす糧となることを願って開催します。