コレクション展
2025年4月26日(土)~9月28日(日)
同時開催 ムットーニコレクション
※混雑時入場制限あり
世田谷文学館 1階展示室
10:00~18:00
*展覧会入場、ミュージアムショップの営業は17:30まで
毎週月曜日、および5/7、7/22、8/12、9/16
(ただし、5/5、7/21、8/11、9/15は開館)
当日 | 割引 | |
---|---|---|
一般 | 当日200円 | 割引160円 |
高校・大学生 | 当日150円 | 割引120円 |
65歳以上、小・中学生 | 当日100円 | 割引80円 |
*窓口でのお支払は、現金・クレジットカードのご利用となります
*ほぼ全てのクレジットカードが利用可能ですが、スマートフォン等の非接触型ICカードや交通系ICアード、電子マネーを除きます
*割引料金は20名以上での団体割引と「せたがやアーツカード」等の割引料金です
*5月9日(金)は、65歳以上無料(コレクション展のみ)
*9月15日(月・祝)は、60歳以上無料(コレクション展のみ)
*世田谷区内在住・在学の小中学生は、土、日、祝日は無料になります
*各種割引については、手帳など証明できるものをお持ちください
*障害者手帳をお持ちの方で大学生以下は無料になります
*障害者手帳をお持ちの方の介添え者(1名まで)は無料になります
*企画展開催中は企画展のチケットの半券で、本展をご覧いただけます。混雑状況によって入場制限させていただくことがあります
世田谷区、公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館
徳島県立文学書道館、日本SF作家クラブ
世田谷区教育委員会
「地球盗難」とは、今のところ科学小説の題名でしかありません。がしかしデス、未来の世に「地球盗難」事件が起らないとはだれが保證できましょうか? (海野十三 『地球盗難』より)
<日本SFの父>とも呼ばれる海野十三(1897~1949)は戦前から戦後にかけて数々の空想科学小説を書き、絶大な人気を博しました。手塚󠄁治虫や小松左京ら、後にSF第一世代となる作家たちは、子ども時代はみな海野の愛読者でした。
真空管の開発に携わる科学技術者だった海野は1928年、「電気風呂の怪死事件」でデビュー。異色の探偵作家として知られるようになります。以後、少年向けの科学冒険小説ジャンルを開拓しつつ、ロボットやロケット、人工臓器、地球外生命、宇宙戦争、タイムトラベルなど多様なテーマを豊かな想像力と科学者としての知見に基づくリアルな筆致で描き出していきました。
本展では、海野十三の軌跡を追いつつ、同じく世田谷に住んだ横溝正史や小栗虫太郎との友情、さらに海野の影響を色濃く受けた手塚󠄁治虫、星新一、小松左京、筒井康隆、豊田有恒らSF第一世代の仕事もご紹介し、いま現在も小説、マンガ、アニメ、映像、ゲームへと無限に表現を広げていく日本SFの想像力の源流に迫ります。
ムットーニ《月世界探検記》(海野十三「月世界探検記」より)1995年