※世田谷美術館で開催された、世田谷文学館との共催展の図録の第2巻[文学篇]です。第1巻[美術篇]のお求めは、世田谷美術館(03-3415-6011)にお問い合わせください。
戦争中に空襲で巴里時代の作品すべてを消失し、出征していった画家・岡本太郎。戦後世田谷にアトリエを構えて、花田清輝らと総合芸術運動「夜の会」を発会し、再出発を計りました。本展では、岡本太郎の知られざる部分に焦点をあて、美術と文学の両面から紹介しています。
図録第2巻[文学篇]には、〈岡本太郎の挿絵・表紙絵・装幀の仕事〉〈一平・かの子の文学資料〉〈「夜の会」「世紀」とその周辺〉〈岡本と交流のあった文学者(川端康成・横光利一・坂口安吾・埴谷雄高・椎名麟三・佐々木基一・野間宏・関根弘・安部公房他)などの資料図版を多数収録しています。また、論考・年譜・アルバム・全出品資料リストも巻末に収めました。
2007年発行編集:世田谷美術館、世田谷文学館発行:世田谷美術館仕様:A5判、192ページ