イベント情報講演会「戦後もまた反復される 大江健三郎の普遍性」(島田雅彦)【大江健三郎を語り継ぐ】

イベント情報

SHAREこの記事をシェアする

講演会「戦後もまた反復される 大江健三郎の普遍性」(島田雅彦)【大江健三郎を語り継ぐ】

2024.4.21

受付終了

2023年3月に88歳で生涯を閉じたノーベル文学賞作家・大江健三郎。
その作品世界の深淵な魅力を、3日間の連続講演会で探ります。

「敗戦、占領、服従が内面化された人間の屈折、妥協、抵抗の様態を描き続けた大江氏は異端たることを恐れず、真に寛容の境地に辿り着いた。政治、経済、社会は戦時下も同然の危機にあり、新たな敗戦に備えなければならないが、戦後もまた反復されるところに希望が残る」―知性にとっての冬の時代にこそ必修となる大江文学の普遍性について、ご講演いただきます。

日時

4月21日(日)14:00~15:30

会場

世田谷文学館 1階文学サロン

講師

島田雅彦(小説家)
1961年東京生まれ。1983年、大学在学中に「優しいサヨクのための嬉遊曲」を発表し注目される。主な著書に『夢遊王国のための音楽』(野間文芸新人賞)、『彼岸先生』(泉鏡花文学賞)、『退廃姉妹』(伊藤整文学賞)、『カオスの娘 シャーマン探偵ナルコ』(芸術選奨文部科学大臣賞)、『虚人の星』(毎日出版文化賞)、『君が異端だった頃』(読売文学賞)。近著に『時々、慈父になる。』など。2003年より法政大学国際文化学部教授。

島田雅彦

定員

100名
(要事前申込、定員を上回った場合は抽選)

申込方法

・当ページ申込フォームより申込

・各講演ごとの申込

・1度のお申し込みにつき2名まで

・申込締切:4月8日(月)23:59まで

イベント一覧に戻る